海外で育児をしている日本人なら、必ず悩むのが子どもの日本語(国語)教育ではないでしょうか?
- 将来日本に帰る予定があるのか?
- 子どもにどれくらいの日本語力(国語力)を期待しているのか?
- 両親の言語が日本語なのか、現地の言葉なのか、もしくはわが家のように3ヶ国語以上が関わってくるのか?
といった、背景などにもよっても、どれくらい頑張るのかが変わってきますよね。

こんにちは!ロンドン在住のWebライター、みしゃくです。
私もどこまで国語教育に力をいれるのか、答えが出せないまま、気づけば来年度から長女が小学校に上がる年齢に!
補習校かおうちで通信教育か、はたまた生徒を集めてグループレッスンをアレンジするか…
せっかくなので、最終候補まで残った『進研ゼミ 小学講座』と『Z会 小学生コース』の海外受講費用や、メリット・デメリットなどを比較していきたいと思います!
ここ数ヶ月迷いに迷って、海外受講可能な通信教育の資料請求をしまくりました(^^;)

ちなみに、わが家では長女が1歳半頃から『こどもちゃれんじ』を受講していて、日本に住む姪っ子はZ会年長コースを受講中です。
実際に各教材を使ってみた感想なども交えつつ、お伝えしていきますね♪
ベネッセ『進研ゼミ 小学講座』
まずは、しまじろうでおなじみベネッセの受講費用からみていきましょう!
進研ゼミ チャレンジ1年生の海外受講費用
べねっせの『こどもちゃれんじ』や『進研ゼミ』の海外受講は、居住国・地域によって費用が変わってきます。
下記が、基本の海外受講費用の一覧です。
(※12か月分一括払いをした場合の、ひと月あたりの費用)

チャレンジ1年生(2020年度新1年生向け)をイギリスから受講したとすると、月あたり5,750円。
国内で受講した場合は、年間一括払いで月2,980円…仕方ないのですが、海外受講だと高いですよね(^^;)
とはいえ、補習校は国語だけで1学期250ポンド(約35,000円)。そう考えると、まだまだお得です。

『こどもちゃれんじ』なら、中古品をまとめて購入もありですが、やはり小学生コースとなると添削サービスなどもあるので、ちゃんと申し込みたいですよね。
進研ゼミ チャレンジ1年生の特徴
進研ゼミ チャレンジ1年生の主な特徴をまとめてみました。
- 国語・算数・英語・プログラミング・思考力・検定対策(英検・漢検)に対応
- 紙の教材ベースで学ぶ『チャレンジ1ねんせい』と、主にタブレットで学ぶ『チャレンジタッチ1ねんせい』が選べる
- 英語教育に力を入れている
- アプリやガジェットを使った学習が充実
- 4月号からの入会で、専用タブレット無料
さすが、『こどもちゃれんじ』でも教材が豪華だっただけあり、ガジェットがすごいな!という印象です(^^)
とくに、タブレットベースのチャレンジタッチは、レッスンに取り組むとポイントが貯まり、好きな商品と交換できるので、モチベーション維持も◎
実は私、子供のころ進研ゼミで学習していたのですが、まったく続かなかったんです…(^^;)
でも、これならゲーム感覚で楽しめるので、子どもの食いつきも良さそうですね。
ただし、子どものScreen time(テレビやタブレットをみる時間)を減らしたい方や、『あんまりガジェットに頼るのはなぁ…』という親御さんにとっては、デメリットかもしれません。
1日の学習量の目安は、紙ベースのチャレンジは1回15分、タブレットベースのチャレンジタッチは1回5分x2(合計10分)です。

英語圏在住なので、英語にはそこまで力を入れていなくてもOKですが、漢字の書き取りや、漢検対策は気になりますね〜!
※ベネッセの無料体験資料は、日本の住所への送付のみとなっています。
つぎに、Z会の小学生コースを見ていきましょう。
まずは、気になる海外受講費用から!
Z会 小学生コースの海外受講費用
Z会の海外受講費用は、国や地域に関わらず、一律でひと月あたり+2,100円となります。
海外受講は年間一括払いのみなので、年間の国内受講料+(2,100円x12カ月)ですね。
(国内受講費)1カ月あたり3,927円(年間合計47,124円) +(海外費用)1カ月あたり2,100円=6,027円/月 | |
(国内受講費)1カ月あたり4,301円 (年間合計51,612円) +(海外費用)1カ月あたり2,100円=64,01円/ 月 |
Z会の小学校1年生コースをイギリスから受講した場合、月あたり6,027円(スタンダードコース)。
進研ゼミより少し高くなりますが、もとの国内受講費用を考えると、Z会の方がお得でしょうか?
Z会 小学生コースの特徴
Z会 小学生コースの特徴は、このような感じです。
- 国語・算数・英語・プログラミング・経験学習(もしくは、みらいたんけん学習)に対応
- タブレットを学習に取り入れた『小学生タブレットコース1年生』が選べる
- テキストの難易度が選べる(スタンダード・ハイレベルコース)
- 教材の質が高く、比較的シンプル
- タブレットコースに使う端末は手持ちのタブレットでOK(ちょっと入力しにくという噂もあり)
Z会は『考える力』を育むことをモットーにしているため、子どもが自分で考えたり、調べたりする問題が多い、回答よりも、解説がしっかり書かれているのがポイントです。
また、Z会というと、お受験向けの難しい教材というイメージがあるかもしれませんが、実は意外と問題が簡単なんです!
ものたりない方には、ハイレベルコースも用意されています。(うちはスタンダードで十^^;)
身近な材料を使った理科・社会につながる体験をする『経験学習』など、学習の土台作りとなる内容も含まれているのもいいですよね!

姪っ子がZ会幼児コースを受講しているのですが、その理由は…
義弟が、東大大学院卒で、Z会受講者。
周りもほとんどが、小さい頃こどもちゃれんじ⇒Z会だったらしく、『だったら最初からZ会がいい』とのことでした。
ただし、ベネッセのような派手なキャラクターはないので、小さな子どもの食いつき度は低めかもしれませんね。(私はそこが気に入っていますが(^^))
1日の学習時間の目安は、スタンダードは1日約10分、ハイレベルは1日約15分。タブレットコースは1日約15分(テキストでの学習も含む)となっています。
Z会の資料請求&無料お試し教材はこちらから
(海外からでも資料請求も可能です♪)
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わが家の結論!結局どっちにした?
結局うちはどちらにしたかというと…4月からとりあえず補習校通うことになったので、補習校+Z会のタブレットコースの併用に決めました!
補習校は1回休むと1週間分遅れてしまうのですが、子どもって絶対風邪ひきますよね(^^;)
さらに、(娘はカトリックなので)教会の行事で、すでに3ヶ月間通えないことがわかっているんです…。
というわけで、補習校で使う国語の教科書と、同じ内容で進められるZ会のタブレットコースで、補習校をさらに補うことにしました。
Z会にした理由は、『もうこれ以上おもちゃはいらん!』というのと(^^)、夏休みに姪っ子のZ会学習を一緒にしていたときに、シンプルな教材が気に入ったからです。
海外受講なので、タブレットコースが合理的だなとは考えていましたが、専用タブレットではなく、手持ちのiPadでOKという手軽さも、Z会の決め手のひとつです。
Z会の資料請求は海外からでもOK^^

(ただ、Z会のアプリが使いにくいという口コミもチラホラ…あんまり酷ければ、来年からは紙ベースに変更しようと思います。)
まぁ、ベネッセもZ会も、毎日継続すれば、ぶっちゃけどっちでも大きな差はないんじゃないかと思います。

日本や英語圏以外の国にお住まいで、英語に力を入れたいという場合は、ベネッセ 進研ゼミの方が有利かもしれませんね!
ちなみに、小学校4年生以上だと、スタディサプリで国語の授業が受けられるそうです。
実際に授業を受けているような形式が楽しそうで、しかも安い(^^)
3年間でオンライン授業についていける国語力がついたら、4年生からはこちらも検討。
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ではでは、補習校の様子や子どもたちの言葉のことなど、またお伝えできたらと思います♪
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