「シンクに残った水滴のあとが…消えない!」
「ケトルの中に石灰が〜!」
「洗濯物がきれいにならない(>_<)」
などなど、イギリスの硬水に悩まされている方は少なくないのではないでしょうか?
こんにちは!
ロンドン在住のWebライター、みしゃくです。
いや、本当に。
たかが水滴、されど水滴!ロンドンの硬水を侮るなかれ!!
と、声を大にして言いたい(^^;)
というわけで今回は、洗濯機・キッチン周りに便利なおすすめグッズをご紹介していきたいと思います。
ロンドンの硬水対策・シャワー編は、ロンドンの硬水を軟水に変えるシャワーヘッドについての記事を読んでみてくださいね!
【ロンドンの硬水対策】洗濯機にはカルゴン
まずは、洗濯機の硬水対策から。
ヨーロッパにはイギリス以外にも、フランスやドイツなど、硬水の地域が多い国があります。
硬水をそのまま洗濯に使うと…
- 洗濯物の汚れ落ちが悪い
- 洗濯の仕上がりがゴワゴワ
- 洗濯物が退色する
- 洗濯機に石灰(ライムスケール)が溜まって故障する(>_<)
と、もう悪い事だらけ。
実は私、10年ほど特に対策をせずに、イギリスで洗濯機を使い続けていました。
しかし!
フランスに引っ越したときに、毎月水道蛇口のフィルターにつまった砂利を取り除かないと水が出てこなくなるという経験をしてから、「石灰をなめてはいけない!」と悟りまして…(^^;)
フランス時代からずっと「Calgon(カルゴン)」を使っています。
カルゴンを洗濯時にいれると、硬水を軟水に変えてくれるだけでなく、石灰が洗濯物についたり、嫌な匂いを予防する働きもあるそうです。
ドラム式の洗濯機の場合、カルゴンは洗剤入れ ll(本洗い)のところに、洗剤と一緒に入れます。
私は知らずに、ドラムに直接放り込んでいたのですが、よく溶け残ってました…(^^;)
柔軟剤と一緒になった液体タイプも売られています。
カルゴンの柔軟剤は、香りもなかなか好みです(^^)
定期的に洗濯機クリーナーでメンテナンス
毎回カルゴンを使うのは面倒だなぁ…という方は、2ヶ月おきくらいに洗濯機用のクリーナーでディープクリーニングをしてあげましょう!
私がよく使うのは、Dr.Beckmannの「Service-it」。
しばらくクリーニングしてないな…という方は、Dr.Beckmannの「Service-it Deep Clean」がおすすめです。
使い方は、空の洗濯機(洗濯物や洗剤を入れてはダメですよ!)の洗剤入れに、Service-itを流し込んで、60℃以上で洗濯機を回すだけです。
洗剤入れのドロアーも、Service-itを希釈した水に30分くらいつけておくと、石灰がきれいにとれますよ♪
【ロンドンの硬水対策】食器洗浄機には塩
さて続いては、キッチン周りの硬水対策です。
ヨーロッパの食器洗浄機には、専用の塩を入れます。
なんでも、この塩が硬水を柔らかくしてくれるのだとか。
私は食器洗浄機を初めて使ったのがフランスだったのですが、もちろん塩のことなど知らず…
スタートボタンを押しても動かないので(←塩が不足していた)、故障しているのかと焦りました(^^;)
通常は、食器洗浄機の底の排水溝の隣あたりに、蓋があって、それを開けると塩が入れられるようになっているかと思います。
【ロンドンの硬水対策】ケトルやシンクについた石灰のおすすめ除去方法
つぎは、シンクやケトルに固まってしまった石灰(ライムスケール)を取り除く方法をご紹介します。
蓄積されると、非常〜に除去するのが難しくなるので、
- できるだけ水滴を放置しない
- こまめに石灰クリーニングをする
とうのがポイントです!
ここでは、クリーナーさんに教えてもらった、重曹とお酢を使ったナチュラルな方法と、頑固な石灰におすすめの方法をひとつずつご紹介しますね。
クリーナーさん直伝!重曹とビネガー
ひとつめは、日本でもおなじみの重曹とビネガーを使ったお掃除方法です。
しかし!!重曹(baking soda)イギリスのスーパーに探しにいっても見つかりません!!
なぜなら、イギリスではbaking sodaではなく、「bicarbonate of soda」と呼ばれているからです。
スーパーで売られているベーキング用だと容量が少ないのですが、Amazonなどで大容量サイズが見つかりますよ。
「sodium bicarbonate」と書かれているかもしれませんが、これも同じ重曹なのでご安心ください(^^)
キッチン、トイレ、バスルーム、洗濯機などなど…普段から、お掃除に使っていると、石灰が蓄積されていくのを防ぐことができますよ。
わが家の救世主!「Scale Away」
普段から重曹とビネガーでお掃除を…と、わかってはいても、なかなか(^^;)
気づいたら、ケトルが石灰だらけ〜!(Brita付きケトルなのにぃ…)
という私のような方におすすめしたいのが、クエン酸処方の「Scale Away」。
ケトルに入れて沸騰させたら、しばらく放置するだけです。
Scale Awayの顆粒が石灰に触れた瞬間に、シュワ〜!っとなる爽快感(^^)
意外と見過ごされがちなシャワーヘッドやスチームアイロンに詰まった石灰にも使えます。
最後に
今回は、ロンドンの硬水対策第2弾として、私が愛用している洗濯機・キッチン周りの石灰(ライムスケール)撃退グッズをご紹介しました。
ライムスケールは放置すると、本当に厄介です。
掃除が大変になるのはもちろん、洗濯機のパイプがライムスケールで詰まって故障(>_<)なんていうことにならないよう、日頃から少しだけ意識してみてくださいね!
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