【元外資系CAが教える】自己PR抜群の英語カバーレターの書き方

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みしゃく
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こんにちは。ロンドン在住のWebライター、みしゃくです。

今回は、海外でローカルのカフェやレストランの仕事をゲットするための、効果的なカバーレターの書き方を例文付きでご紹介します。
ローカルジョブに挑戦したいワーホリメーカーや、外資系エアラインを目指す方におすすめですよ。

海外での就職活動に英語の履歴書(CV)が必要なことは知っている方も多いと思いますが、カバーレターはどうでしょう?

カバーレターはCVと一緒に提出する応募書類です。
よく、日本語では『添え状』と訳されていますが…『履歴書を同封いたしましたので、ご査収ください』と一筆添える程度の添え状ではありません!

英語のカバーレターは、CVには書ききれない志望動機や自己PRをアピールするための、いわばエントリーシートのようなものです。

『英語でバーレターなんて書いたことない!』
『どんなことを書けばいいの?テンプレートは??』

という方のために、イギリスでCAとして現地採用された経験や、イギリスで人事採用に携わっていた経験から、採用者の心に残るカバーレターの書き方を解説していきます!

英文履歴書(CV)の書き方は、こちらの記事↓

【元外資系CAが教える】ワーホリ向け英文履歴書(CV)の書き方
ワーホリの仕事探しで、まず必要になるのが英文履歴書(CV)。せっかくだから、日系だけじゃなく、カフェなどのローカルジョブにも挑戦したいですよね!というわけで、接客業向け最強CVの書き方を採用者の目線で解説!コピペOKの例文付きです。

1.カバーレターの鉄板ルール

カバーレターを作成するときに、絶対に守りたいルールはこの4つです。

  1. A4サイズ1枚以内におさめる
  2. フォーマルな文体で書く
  3. テイラーメイド感を出す
  4. 自己PRには具体例を挙げる

1.A4 サイズ1枚以内におさめる

長いカバーレターは、採用担当者が読む気をなくします。
書かなければならないポイントはおさえつつ、手短に書きましょう

  • 第1段落:オープニング(レターの目的など)
  • 第2、第3段落:志望動機・自己PR
  • 第4段落:クロージング(最後のひと押し)

という構成で、4段落くらいをA4サイズ1枚におさめるのが目安です。

2.フォーマルな文体で書く

スラングやカジュアルな表現を避けるのはもちろん、

  • I’ve →I have
  • gonna →going to
  • asap→as soon as possible

のように、省略形を使わないのもフォーマルレターのルールです。

3.テイラーメイド感を出す

応募先が書かれていなかったり、募集要項に担当者の名前が書かれているのに宛名をTo whom it may concern(ご担当者様)にすると、『あぁこの書類を使い回ししてるんだな…』と、やる気のない応募者とみなされかねません。

同じ職種への応募であれば、毎回大幅に内容を変える必要はありませんが、会社名や希望職種、担当者の名前(わかれば)などを編集して、テイラーメイド感を出しましょう

4.自己PRには具体例を挙げる

カバーレターの自己PRでよくあるのが、I am friendlyやhardworking、fast learnerなど、具体例がなく抽象的なものだらけというもの。
こういうのって、自己申告ですし、書くだけなら誰でもできますよね。正直、採用者はそんな応募書類はスルーです。

同じ性格を書くにしても、どういう風にfriendlyなのか、hardworkingやfast learnerって誰かに言われたの?という裏付けを追加すると信憑性が出ます。

また、志望動機には『〜がしたい!』というだけでなく、自分が採用されたらどのように貢献できるのか?『私を採用したら、あなたの会社の得になりますよ!』というアピールをすることが大切です。

例えば、私がイギリスのエアラインに応募したときは、

日本でのホテル勤務時代に、いつもお客様の特徴や好みをメモして顧客サービスに活かしていたこと、人の顔や名前を覚えるのが得意。
→応募先のエアラインが力を入れているCustomer recognition(顧客認識)に貢献できる。

(応募時の職種がマネージャーだったので)カスタマーサービスだけでなく、スタッフが気持ちよく働ける環境作りに心がけていた。
→チームで働くのが得意

というような内容を盛り込みました。

みしゃく
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完璧な英語で書かれた抽象的なカバーレターより、ちょっとくらい英語の間違いはあっても、具体的な例を挙げて熱意が感じられるカバーレターの方が接客業には断然有利!

2.カバーレターの基本テンプレート

では、カバーレターの具体的な書き方を見てみましょう。

レターのフォーマットや日付の書き方は、国によって違います。同じ国の中でも色々パターンはあるので、違うフォーマットでも特に問題はありませんが、その国のフォーマットにあわせたい場合は、『letter format ◯◯(国名)』で検索してみてくださいね。
※今回採用しているのは、イギリス式です。

1.差出人・受取人の住所と日付

あなたの名前
住所
住所
電話番号
メールアドレス

日付【DD/MM/YYYY】

担当者の名前(わかれば)
会社名
会社の住所

※ 日付は、受取人の住所の下に書いてもOK。

2.件名、Reference number

どのポジションに応募しているのかぱっと見てわかるように、件名を先に書いておくのがおすすめです。求人のReference numberがある場合も、ここに書きましょう。

【例文】

Re:Application for (ポジション名)【Job ref.12345】

3.宛名・呼びかけ

担当者の名前がわかっている場合は、必ずその人の名前で呼びかけましょう

【例文】

Dear Mr/Ms(担当者の名前),

担当者の個人名ではなく、『応募はManagerまで』のような役職名の場合は、その役職名あてでOK。(Dear Shop Manager, Dear HR Manager など)

まったく見当がつかない場合は、『Dear Sir or Madam, 』『To whom it may concern,』などが一般的です。

4.段落1:オープニング

つぎの3つの情報を、短くまとめます。

  • なぜこのレターを書いているのか
  • どのポジションに応募しているのか
  • どうやってこの募集を知ったのか
【例文1】

I am writing to apply for the role of (ポジション名), in response to an advert I saw on (広告媒体). Please find my CV attached.

※ハードコピーで書類を提出する場合は、enclosed(同封された)、メールで提出する場合はattached(添付された)に変えてください。

【例文2】

I was excited to see that (会社名・ショップ名) is hiring a (ポジション名) and I hope to be invited for an interview. Please find attached my CV for your consideration.

5.段落2&3:志望動機・自己PR

志望動機や自己PRを書きます。
CVに書いたスキルや経験をより詳しく、具体的に書きましょう。

先ほどもお伝えしたとおり、『〜がしたい』という内容より、『私のこんなスキルが活かせる』『こんな風に御社に貢献できる』というような内容を心がけましょう。

応募先についての企業知識があれば、チラッとほのめかしておくとさらに◎
企業知識というと大げさに聞こえますが、カフェであれば、『XXX(ショップ名)のこういうサービスが好き』など、実際に利用したことをアピールするだけでもプラスになりますよ。

6.段落4:クロージング

レターを読んでくれてありがとう&面接に呼んでね!の最後のひと押しをします。

特定の時間帯にしか連絡がつかないなどのスケジュールの指定がある場合は、ここに書いておきましょう。(←どうしてもな場合だけ。)
特にない場合は、『I look forward to hearing from you.(ご連絡をお待ちしております。)』でOK。

【例文1】

Thank you for takind the time to read my letter and CV.
私のレターとCVを読むのに、お時間を取っていただいてありがとうございます。

【例文2】

It would be grateful if you could give me an opportunity to have an interview for the position of (ポジション名).
(ポジション名)への面接の機会をいただければ光栄です。

7.Sign off :結びの言葉

レターやメールは、『敬具』のような、定番のフレーズで締めくくります。
イギリス式では、

  • Yours SIncerely, (Dear + 個人名宛てで書き始めた場合)
  • Yours Faithfully,(個人名宛てではない場合)

がフォーマルです。
ほかにも、

  • Best Regards,
  • Kind Regards,

あたりが、フォーマルなレターでよく使われます。こちらは、宛名に関わらず使えるので便利です。

Sign offのフレーズの下に自筆でサインを書いて、その下にフルネームをタイプしましょう。

3.カバーレターのサンプル

イメージしやすいように、カフェのバリスタのポジションに応募するという設定で、実際にカバーレターを書いてみました。

4.カバーレターをメールで送るときの例文

最近は、手渡しよりも、メールで応募書類を送ることのほうが一般的になってきました。

添付ファイルの形式は、Wordファイル、PDFなど、応募先からの指定があれば、それに従いましょう。
特になければ、CVとカバーレターをそれぞれWordかPDFにしてメールに添付、もしくは、CVだけを添付して、メールの本文にカバーレター直接書いてもOKです。

1.カバーレターをメールに添付する場合

メールの件名:Re:Application for (ポジション名)【Ref.12345】-あなたの名前
メールの本文:レターの本文をまるっとコピペ。

件名は、上記の通りメールの件名のところに移し、宛先の住所はなくてもOK、差出人の住所や連絡先はレター最後の自分の名前の下に持ってくるとスッキリします。←住所や連絡先は、署名にしておくとさらにスマートです。

日付もメールの送信日が残るので不要です。

2.メールの本文にカバーレターを直接書く場合

何のポジションに応募したいのかということと、CVとカバーレターが添付されていることをメールの本文にさらっと書くだけでOKです。

【例文】
メールの件名:Re:Application for (ポジション名)【Ref.12345】-あなたの名前
メールの本文:

Dear Mr XXX,

I am applying for the position of (ポジション名)at (会社名・ショップ名), in response to an advert I saw on (広告媒体).

I am extremely enthusiatic about this opportunity and believe I am well qualified. Please find attached my cover letter and CV. Shoud you require further information, please feel free to contact me.

Thank you very much for your consideration.

Kind regards,

Hanako Yamada
10 Downing St,Westminster
London SWA 2AA
0123 123 1234
hanako.y@xxxx.com

↑連絡先の部分は、メールの署名に設定しておくと◎

5.まとめ

今回は、CVと同じくらい海外での就職活動で大切な、カバーレターの書き方についてお伝えしてきました。
『カバーレター不要』と応募先から指示があったとき以外は、CVとカバーレターは一緒に提出するのが常識です。

日系レストランなどでは、CVのみでOKというところも多いですが、ローカルジョブをゲットするためには、ぜひ熱意のこもったカバーレターで自己PRしましょう!

もちろんカバーレターの英語は完璧に越したことはありません。でも、特に接客業の場合は、ちょっとくらい間違っていても気持ちがこもったレターの方が、『この人に会ってみたい』と思わせる力を持っています。

私もイギリスでCAに受かったときの自分のカバーレターを見返すと、ちょこちょこ間違いが…(笑)それでも、英語ネイティブの候補者よりも、外国人の私に会ってみたいと思ってもらえたのです。

ロンドンのような国際都市では、採用者が非ネイティブなことも多いですし、英語力のハンデは自己PRでカバーできますよ!

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